再認定条件
国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)の認定は5年間有効で、5年ごとに再認定を受けて継続することができます。最初の認定は発表された日から、試験に合格した5年後の10月31日まで有効です。認定の期限はIBCLC資格証明書に明記されています。この5年間の期間が終わる前に、IBCLCは再度試験を受けるか、75単位以上の継続教育単位(CERPs)を証明した再認定申請書を提出して、再認定を受けなくてはなりません。

試験合格してから10年後(CERPによる再認定から5年後)には、IBCLCは再認定のためにもう一度試験に合格することが要求されます。試験を定期的に受けることによる再認定は、個人が専門家としての能力を証明する方法として最も信頼されているものです。IBLCEはこれが消費者を守る最も良い方法だとして採用しています。

再認定されていないIBCLCは、期限後に「IBCLC」の肩書きを用いたり、IBCLCとして自分を語ったりすることはできません。現在認定されていないIBCLCは、その人がIBCLCとしてもう認定されていないことが明らかな場合を除いて、「1990年のIBLCEの試験に合格した」といった誤解を生むような表現を慎むべきです。

IBCLCは、継続教育を通して、その能力を維持したり、その知識と技術を最新のものにしたりする責任をもつと期待されています。 75単位を得るために、IBCLCは1年に平均15単位、また約2.5日の継続教育を必要とします。学習の機会を増やすために、IBCLCは様々な情報源からCERPを得ることが望ましいといえます。
CERPsとは何か?
CERPsは教育プログラムを完了したIBCLCが得るもので、1CERPは1時間の教育時間と同等です。L-CERPsは母乳育児(Lactation)のトピックを扱ったもの、R-CERPsは関連した(Related)トピックを扱ったものです。IBCLCはIBLCE認定試験に合格して5年後に再認定を受けるためには、最低でも75単位のCERPsを取得しなければなりません。「IBLCEによって CERPsが交付されます」という記載があれば、それはそのプログラムがIBCLCの学習ニーズに適していることを意味しています。CERPsは単にプログラム主催者だけではなく、IBLCEによって認可されなくてはなりません。CERPsはその後3年間のうちにIBLCE認定試験を受けると決めている人にも有用です。資格条件を満たすためには、志願者は母乳育児専門の継続教育の証拠を見せなくてはなりません。CERPsは特に試験願書には要求されていませんが、CERP証明書は志願者が参加した証拠とするのには簡単な方法です。
L-CERPs
カテゴリー L(Lactation)CERPsは母乳育児(Lactation)に特定した専門教育の際に取得できるものです。トピックは一つかそれ以上の次のような基準を直接満たしていなくてはなりません。
  • 母乳育児とヒトの母乳分泌
  • 母乳育児の母子と家族
  • ラクテーション・コンサルタントが使う技術
  • 関連した生化学、生理学、母乳育児分野の精神医学的研究に基づくか、これに触れたもの
R-CERPs
カテゴリー R(related)CERPsはラクテーション・コンサルタント業務に関連しているが、特に母乳育児分野に限らない専門教育の際に取得できるものです。カテゴリーRのトピックは、ラクテーション・コンサルタントがクライアントにより良いヘルス・ケアを提供する能力を養います。
独立学習モジュール(ISMs)
独立学習モジュールは、受講者が自宅で勉強してここの評価のための受講後テストを提出する学習セットです。モジュールは、本や小冊子などの書面であったり、オーディオ・テープやビデオ・テープであったり、電子メディアだったりしますが、最新の参考資料に基づくものでなくてはなりません。例えば:
  • カンファレンスのオーディオ /ビデオ・テープに学習ガイドと参考文献や引用文献のコピーをつけたもの
  • 継続教育のために特別に書かれた出版物
  • 出版物で、後に学習ガイドと質問が書かれたもの
  • CD-ROMプログラムのような、相互学習経験となるもの
独立学習モジュールで CERPの取得できるものは以下の特徴があります。
  • モジュールの基本的な標準が母乳育児に特定されている(つまり L-CERPsに適合する)
  • モジュールには基準と学習目標が書かれている
  • モジュールは、これを終了し CERPsを得るための過程段階がすべて明確に指示されている
  • 参考文献は最新の専門的情報源で、基本的な文献を中心に反映されている
  • 受講後テストがあり、合否の基準のある目標となっている、例えば、多選択肢問題や真偽問題など。空欄の回答用紙がモジュールについている
  • 評価するものが含まれていて、使用者がそのモジュールについてのフィードバックを返せるようになっている
CERPsをとして認められるには、独立学習モジュール(ISMs)は、内容についての専門家2人以上にチェックを受け、時間配分やテストの有効性を確立するために5人以上のIBCLCに事前にテストをしてみる必要があります。(例外:モジュールが大学の単位となる場合は、これを受講者が必要とする時間配分として確立するのに用いても良い。)ISMsは、事前テストで決定されたとおりの時間配分で、そのモジュールを終了するのにかかる時間1時間に対して1CERPを与えられます。ISMでのCERP認定は2年間有効で、改訂すれば再度CERPを認定することができます。ISMを供給しているものがCERP証明書を発行し、CERPsを与えたことをIBLCEに知らせます。
 
CERP単位は現在特定の活動に対しても与えられるようになって増えています
次のような活動は、現在以下のような CERP単位として認められています。
  • 母乳育児に関する博士論文は 75 L-CERPsが得られます。(指導者による公式の証明書と修了確認書が必要です。)
  • 母乳育児に関する修士論文は 45 L-CERPsが得られます。(指導者による公式の証明書と修了確認書が必要です。)
上記の論文が母乳育児に関するものではないが、それに関連している場合は、最高で 25 R CERPs単位が与えられます。
  • (第一執筆者)ピアレビュージャーナルや保健医療専門家向けに出版された本の一章分− 5−15 CERPs単位取得可
  • (第一執筆者)専門家や病院受けのプロトコール/ポリシー(参考文献付)− 5 CERPs単位まで取得の可能性あり
  • 専門家向けコンフェレンスでの展示発表(文献付)− 5 CERPs単位まで取得の可能性あり
75 CERPsを得る様々な方法
CERPsによって再認定を受ける場合、IBCLCは50単位L-CERPs、5単位 E-CERPsを含む75単位以上のCERPs証明書を提示する必要があります。これらのCERPsは様々な方法で取得できます:
  • コンフェレンス、セミナー、施設内セッション、専門家の集まりや IBCLC同士の計画されたディスカッション
  • 独立学習モジュールの終了や通信教育
  • 専門家な学術論文の作成と発表
  • 研究を含む専門的な学術論文の執筆
  • IBCLCの仕事として適当なコースワークの終了
  • 学術的(母乳育児の)題材の家庭学習や研究
  • IBLCE試験への、多選択肢問題やスライドの提出
CERPsとならないもの
ラクテーション・コンサルタントとしての臨床的な仕事、お母さん向けの産前/産後クラスは IBCLCの専門教育ではなく、CERPsとなりません。他の保健専門家のための継続教育単位はラクテーション・コンサルタントのための CERPsと同じベースで計算できるとは限りませんので、その数は互換性がありません。
再認定締め切り
CERPsによる再認定:

早期締め切り: 2月28日以前の消印

標準締め切り: 8月31日以前の消印

後期締め切り: 10月31日以前の消印

これらの締め切りは、すべて再認定の年のものです。もし早く、例えば有効期限の 1年以上前に再認定を受ける場合は、早期締め切り料金が適応されます。

試験による再認定:

早期締め切り: 3月31日以前の消印

標準締め切り: 4月30日以前の消印

後期締め切り: 5月15日以前の消印

再認定書類

IBCLCには資格が失効する約1年前に、IBLCEより再認定案内小冊子(Recertification Information Booklet)、CERPs記録シート(CERPs Record Sheet)、アプリケーション・フォーム(Application Form)が送付されます。住所変更のお届けをお忘れになりませんように、お願いいたします。再認定書類は、IBLCEに請求していただければ送付できますし、オーストラリアのウエブサイトからダウンロードすることもできます。

CERPs発行申請手続き

母乳育児に関するセミナーの開催者は、所定の申請手続きをして、CERPs発刊をIBLCE日本に依頼することができます。必要書類はIBLCEまでご請求下さい。

【申請用書類】