IBCLCとは?
IBCLC(International Board Certified Lactation Consultant: 国際認定ラクテーション・コンサルタント)は、要求される基準を満たし、独立した試験に合格することによって、母と子の母乳育児援助のために必要な技術、知識、そして態度を持っていると認定された保健医療従事者です。
予防医学的見地に焦点を当て、IBCLCは、産前・産後を通じて、自分でできる対処法(セルフ・ケア)を促し、両親が自分たちで意志決定をするよう励まします。IBCLCは問題解決的アプローチをして、様々な状況において、適切な情報や勧告、そして適切な場への紹介を提供します。
どうして認定制なのでしょう。だれの為ですか。
国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)の認定は、
  • 公共(お母さんと赤ちゃん)にとっても、
  • 母乳の専門家にとっても、
  • 彼女達が雇用されている施設にとっても、
利点のある、貴重な資格なのです。
お母さんと赤ちゃんへの利益
国際評議会認定の主な目的は、新しく国際舞台に出現したラクテーション・コンサルタントという専門家の知識水準を設定することにより、公共に利益をもたらすことにあります。 IBCLCという資格を取得した専門家は、しっかりした母乳育児の援助をしてくれ、母乳育児の問題に対し専門的技術に裏付けされた取り扱いをしてくれる医療スタッフの一員であると証明されています。したがってお母さんたちは安心して援助を受けることができます。
母乳の専門家への利益
IBCLCは、評議会に認定されていない他の母乳育児を扱う人々にはない社会的認識とキャリアの機会に恵まれます。欧米を始めとする世界では、今やIBCLCには、たくさんの職場が開かれています。IBCLCは病院、クリニック、地域、または、個人開業で働いています。IBCLCという資格は、専門家の間や政府レベルで急速に認識が高まってきています。
医療・保健施設への利益
今や、多くの施設では母乳育児を促進し母乳率を改善しようと努力がなされています。施設のスタッフの教育はこの過程における極めて重要なステップとして見られています。評議会認定の目的の1つは、そうしたスタッフの研究水準と技術を高めるよう動機づけることです。 IBCLCは次のような理想的な資格を有します。
  • 質の高い母乳育児援助をします。
  • 母乳育児のプロトコールをつくり実行します。
  • 他のスタッフの母乳の知識と技術を改善します。
なぜ、国際認定の資格試験を受けるのでしょうか。ラクテーションの修了コースを取るだけでは、だめなのでしょうか。
認定資格試験は、志願者がラクテーション・コンサルタントとして働くのに、その要求水準にその能力が達しているかどうかを判定する独立した手段です。 多くのすぐれた開業者のなかには、IBCLCの資格を持っていない人もいますし、ラクテーションのコースの修了証をもった多くの開業者もいます。しかしながらコースによって水準がまちまちであるため、その能力は評議会の認定ぬきには容易に証明できません。独自にその能力を判定することで、IBCLCという称号のみが、社会的に認識された水準を証明するのです。欧米では、評議会認定の概念をよく知った雇用者は、特別にIBCLCのための職をどんどん増やしています。IBLCEは、ある特定のラクテーション・コースを行なったり支持したりはしていません。認定評議会が志願者に教えたり試験準備をさせたりすることで、水準を下げるようなことのないためです。