母乳育児と試験準備コース |
ほとんどの志願者が試験前の専門教育の資格条件を満たすために、広範囲の母乳育児コースを受けている。
IBLCEはどのような教材も作成していないし、どのようなコースも監修せず、多く存在している私営の母乳育児コースや試験準備コースとは独立している。それらの試験練習問題は実際のIBLCEの試験とはまったく違ったものである。
現在あるコースが志願者としての自分のニーズに最も合っているかどうか、評価してみること。IBLCEがカバーしている
すべての学科と期間・月齢区分をどこまで、どの程度深く触れているかを評価することは大切である。この評価によって、自己学習によってカバーすべき分野がはっきりする。コースは、基礎的であったり高等的であったりする。数週間から何ヶ月かかかるものもあれば、短期間で集中的に行うものもあるし、通信教育もある。単に参加すればよいものもあれば、事前にあるトピックについて読書が必要なものもあるし、評価のために記述ワークをするものもある。実習時間をふくむものもある。
どのコースも試験に必要なことをすべて教えることができるものはできない;このために各分野の十分な知識に基づく臨床経験を必要とするのである。
注意:IBLCEは試験や受験の方法を教えるようなどのような準備コースやテープも公認していない。
IBLCEはどのような教育プログラムとも関係を持っていない。
|
学習法 |
それぞれの志願者は異なるバックグランドと経験を持つので、関連した学科と期間・月齢区分の中で自分の得意とするところと弱点についてよく見極めて、学習計画をたてるとよい。次の情報を、自分の学習計画をつくる助けにし、
他の項;試験概要、役割と技術についての声明、 推奨される文献リスト、ILCA業務基準
と合わせて参考にするとよい。
まず学習計画をつくり、どうしたら最もよく学習できるかを決める。自分ひとりで勉強するほうが良いか、仲間と討論しながらのほうが良いか。学習グループを作ったり、学習相手を見つけたりしたいと思えば、順番にトピックについて準備して発表するとよい。教科書を最初から最後まで読むとよく学習できる人もあるし、トピックを選んでいろいろな情報源から勉強したほうがよい人もある。
自分のバックグランドからはほとんど経験しない分野を自覚し、試験準備のためにカバーするようにする。例えば、病院の産褥病棟でしか働いたことがないと、産後早期以後の母乳育児についてほとんど経験がないかもしれない。”
推奨される活動の項をチェックリストとして使い、どのくらい試験準備ができているかの参考にするとよい。
試験概要 をチェックして、学習が全範囲に及んでいることを確認する。典型的には、試験点数は基礎であまり臨床的ではないところ(G,H,I,J,L)で低く、それらは臨床においてラクテーション・コンサルタントがその働きの重要な部分と考えている分野である。要求されている役割と技術を少しでもよく理解するためには、様々な分野で活躍している経験のあるIBCLCといっしょに過ごしてみるとよい。
新しい知識や技術を自分の臨床で試す時間をつくる。試験問題の三分の二は、いかに知識が身についているかをみるものである。
各学科につきどのくらい深く学習するかを決めるには、ラクテーション・コンサルタントというものにはどれくらいの知識が必要かを自問してみる。各トピックを学習するにあたり、その情報がラクテーション・コンサルタントの臨床という広い見地からみてどのように合っているものかを自分で自分に質問してみる。これが学習の目的である。
|
試験の方法 |
午前、午後の両方の部それぞれ3時間である。これは第二言語で、試験に時間がかかる志願者にとってもなお終了するのに十分な時間である。午後の部には、小冊子の臨床的写真を使って行う問題が75
問ある(これは、早期の試験では代わりにスライドを使って行った)。これらの写真つきの問題を自分のペースで、そのセッションに設けられた時間内に解けばよい。
不正解の答えにつき減点されたりはしないので、あまり自信のない問題もふくめてすべての問題に挑戦するほうがよい。こうすると合格の確率もあがるし、その後の問題の回答用紙の欄を間違えたりするのを防ぐことにもなる。もう一度考え直したい問題を問題用紙に印をつけておいて、後で戻ってみよう。答えを変更するときは、もとの答えを完全に消すこと。
否定形を用いた問題(この小冊子の例題を参照)は、そのはじめに注意書きをつけてまとめて試験に出されている。これらはひっかけ問題ではなく、特に注意をはらう必要があるものである。
問題は、難易度や学科順に並んでいない。したがって、何分で何問解けばよいか計算してそれによって自分のペースをつかむことができる。
|